五十肩痛み治療　（五十肩基礎知識）

五十肩でお悩みの方は、多いと思います。
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私は数年前に、夜間じりじりと肩の周囲に痛みが出て、眠れない。そんな症状に悩まされました。
右肩が上に上がらず、夜間の痛みが特徴とされる五十肩といわれる病気と知りましたが、この五十肩の痛みには、痛み止めの内服薬もあまり効果がなく、湿布や肩のブロック注射も受けましたが、ほとんど症状の改善はしませんでした。ずっと、このまま生きていくしかないのかと思いつつ、数年したところで気が付いたら、五十肩の痛みは消えていました。五十肩に関する知識があったならば、痛みの対処法も知り、もう少し気持も楽に過ごすこともできたかもしれません。

五十肩は、肩関節の周囲の原因で肩関節包（肩関節が入っている袋）に慢性の炎症が起こって、上腕骨頭（肩関節に接触している上腕骨の部分）に肩関節包が癒着して肩関節の拘縮（硬くなって動きにくくなること）を起こした状態をいいます。
五十肩自体の予後は良好です。五十肩は、１年ほどの期間で、自然治癒します。
ただし、その間の痛みに関しての治療が重要です。五十肩の痛みのために、肩関節を動かさないでいると凍結肩という、肩関節が全く動かない状態になってしまいます。

やっかいな五十肩ですが、正しい知識を持って、痛みに対処すれば、時間とともに良くなります！

四十肩という病気もありますが、本質的には五十肩と同じです。
４０歳代でなるのが四十肩、５０歳代でなるのが五十肩というわけでもありません。